離乳食で、初めての食材を赤ちゃんにあげるの、緊張しますよね(T_T)
特に卵、小麦、ナッツはアレルギーになりやすいとよく聞きます。重度の場合はアナフィラキシーショックが起きる、なんてことも・・・。
現在生後半年の息子に、おそるおそるピーナッツを与えた話を記述します。(結果、アレルギーでなかったです)
目次
離乳食でアレルギーに注意が必要な食材
食品のパッケージを見ると、ものによっては「小麦粉・乳製品」などの表示だけだったりします。が、食品衛生法で表示が義務づけられている&推奨されているアレルギー物質は、27品目だそうです。
多いな!!!
信頼できる味の素様のHPに表記があったので、以下に貼っておきます。
アレルギー物質一覧にあわびとまつたけが入ってる・・・。大丈夫だよそうそうありつけないから・・・涙
実夫が超超超超超アレルギー体質で、血液検査をしたら何十種類ものアレルギーが検知され、中でも「白米」にまでアレルギーがあったらしく、
「んじゃぁ俺ぁ何喰えばいいんだ!日本人だぞ!!」
と得意げに言ってました。 それでも普通に白米食べてました。笑
特にナッツは注意が必要!
友人の話ですが・・・
「ナッツのアレルギーが怖いから」と、2歳の息子にピーナッツバターなどナッツを含む食べ物を一切与えなかったそうです。成分表示もガン見して、ちゃんと入ってないものを選んでいたそう。
ある日、家族ででかけ、カレーやさんに入ったそうです。友人、旦那さん、息子君みんなカレーを注文し、ほかほかのカレーがテーブルに到着。
いただきまーす、と食べたところ、息子君にアレルギー反応が出て呼吸困難になり、救急車を呼んで病院に搬送された、とのこと・・・。怖すぎる・・・。
(痛ましいし可哀そ過ぎて事細かには状況をきけませんでしたが・・・)
今は普通に元気にしているそうですが、やはりナッツは避けているとのこと。
原因は息子君の食べたカレーで、ナッツが入っていたそうです。
あれ、カレーってスパイスに小麦粉入れて作るものだと思ってました。やっぱりちゃんとしたカレーにこだわってるカレー屋さんは隠し味でナッツ入れたりするんですなぁ・・・。
という話を、私が離乳食始める前に聞いたので怖くて震えあがり、ネットで情報収集しまくり、小児科もアレルギー専門にやっているところまで少し遠いですが通うことにしました。
イスラエルではナッツアレルギーが少ない
小児科の先生にピーナッツの話をしたところ、
「知ってます?イスラエルってピーナッツアレルギー発症率めちゃくちゃ低いんすよ」
と言われました。いやいや知りませんよ、初耳です。
聞けば、乳児期からピーナッツをあげる習慣があるとのことで、それが発症率の低減に繋がっている可能性があるとか。(※先生の話うろおぼえですがこんな内容だった)
ネットでも調べてみると、早期からの摂取でアレルギーを低減させる、という記事がたくさん出てきました。
へぇ、学界でも発表されてるのかぁ。先生もそういってるし、真に受けてみるか!と思い、私は息子にナッツを与える決心をしたのでした。
赤ちゃんにピーナッツはどうあげる?
離乳食でピーナッツを上げる時には、以下の点に注意しましょう。
前述しましたが、友人の子供は困窮困難になってしまったそうです。
私は、子供が呼吸が出来なくて苦しんでいる姿を目の前にして、冷静に救急車を呼べる気がしませんでした。
隣近所とも挨拶程度の付き合いだし、ママ友もいないし、義両親は遠方、実家とは縁切りしてますし・・・。
悩んだ挙句、通院予定日に、授乳室でごく少量あげることにしました。
市販のピーナッツバターは加糖されていたり、安定剤などの添加物がはいっていたりすることがあります。
赤ちゃんに与える場合は、ピーナッツだけで作られたピーナッツ100%のものを選びましょう!
ちなみに我が家では三育フーズのピーナッツバターを使用しています。
パンに塗るジャムのような、いわゆる”ピーナッツクリーム”はくちどけがよくすぐ呑み込めますが、ピーナッツ100%のピーナッツバターはねっとりまったり濃厚で舌にものすごいまとわりつきます。
飲み込む力が弱く、舌を上手に動かせない赤ちゃんにあの高粘度のペーストを与えたら、窒息してしまい大変危険です。絶対にそのまま与えず、同量のお湯で溶かして粘度を弱めてから与えましょう。
飲み込んでも、飲み下してないと胸あたりでつっかえて苦しい思いをさせることになりかねないので、赤ちゃんの様子をよく観察し、飲み込み切ったら次を与えるように心がけましょう~
ピーナッツバターを食べた息子・・・
お湯で溶かし、ゆるゆるになったピーナッツバター(ピーナツのお湯w)を少量すくってアーン。
舌につくと、「お、なんだこれ。・・・む、うまいぞ(・~・)」という顔でペロペロしていました。ピーナッツバター、めちゃくちゃまったりしてますもんね。味わってる赤ちゃん、可愛いです。
ペロペロし終えて口からなくなったのを確認したら、お湯をスプーンで飲ませました。
怖いので、そこから10分抱っこして様子をみました。(ビビりまくり)
ゼイゼイ呼吸が乱れることもなく、背中やお腹など全身くまなく見ましたが湿疹もありませんでした。
大丈夫そうかな・・・?とまだ疑念を抱きつつ、ごく少量ずつペロペロ、小さじ1食べ終えるのに15分かかりました、(慎重・・・!!!)
その後30分、1時間、と様子を見ましたが、変化がなかったのでガッツポーズしてその場を去ったのでした。
明日以降も少量ずつ与え続ける予定です。
!!!個人の体験談ですので、医師の指導に従ってくださいね!!!
まとめ
アレルギー物質であるピーナッツの離乳食についてお伝えしました。
乳児期からアレルゲンを与えてアレルギーを予防しよう、という流れもあるようですが、個人差はあると思いますし、命にかかわることなので、くれぐれも慎重に医師の判断を仰ぎながらゆっくりすすめましょう!
すべての赤ちゃんがアレルギーなく食事を楽しめますように(^人^)