毒親要素30%の私の母 | 配当で月イチ家族旅行

「無神経な母親」について書きます。

最近知ったのですが、「毒親」という言葉があるようですね。子供の毒になるような言動をする親のこと、を指すそうです。色々記事を見ましたが、暴力をふるったり、お金を巻き上げたり、まるで家族が家族に対して行う行動とはとても思えないような内容が書いてありました。

私の母は、無意識に全力で私を否定するだけなので、毒親とまではいかないのか、と思いました。が、毒親ではないまでも、いろいろ干渉したり、人格否定したり、無神経な言動で婚活中の人の神経を逆なでしたり自信喪失させていることにつながっていると思いました。

無意識の無神経は直らない

私がまだ実家で暮らしていたころのこと。
私が結婚を切望しているのを知っているのに、普通に「同級生のあの子が結婚した」「近所の〇〇ちゃんは子供が生まれたみたい」といちいち報告してきます。このくらいは序の口です。何しろ、本人はただただ報告しているだけで、まったく何とも思ってないのですから。

さらにグレードアップすると、「芸能人の〇〇はあんな大きなダイヤの婚約指輪もらったのね。あんたも羨ましいでしょ？早く結婚しなさいよ」。うっせぇバーーカ、出来るならもう結婚してるんだよ！　なぜこんなにも無神経なことをさらっと言えるのでしょうか。同僚の「子供はいいよ～早く生まないと体力きつくなるよ～」レベルに気に障ります。

別の日に、M-1の上戸彩を見て私が「かわいいね、お肌きれいで。同じ年なんだよね」と言おうものなら、かぶせ気味に「あんたなんかどう頑張ったって上戸彩にはなれないのよ、あはは」。頭に血が上ったのでM-1見ずに部屋に籠りました。上戸彩になりたい、なんて一言も言ってないのにこのセリフですよ笑。なぜ自分の娘を全力で否定するのでしょうか。

頭ごなしの否定

大学時代も、私は英語が好きで好きで英文科に進み、勉強や試験に真面目に取り組んでいました。大学に留学プログラムのチラシがあったので、いいなぁと思い持ち帰りました。それを家で見ていたところ、母は「留学！？あんたなんか留学したって友達出来るタイプじゃないし、アメリカなんて銃社会だから殺されるか暴力加えられるだけだからやめなさい！」と全否定。まだ行きたいとも何も言ってないんですけど・・・。

当時は子供だったので、親がそういうならやめておくか、と馬鹿正直に受け入れて留学を諦めました。今考えれば、親なりに心配をしたうえでのセリフだったのかもしれません。でも、真っ向から全否定することないじゃないか・・・。結局海外留学はできなかったです。が、国内留学をすることでTOEICで820点をとることが出来ました。これについても後日書きたいと思います。

母が嫌いなわけではないので、一緒に出掛けたり、よく話したりしていました。が、やはり会話のところどころに私を否定するエッセンスがあり、その言葉を受けながら30年近く生きてきたので、いつもネガティブ思考な自己肯定感の低い人格が形成されてしまいました。今、家を出たことでようやく母の呪縛から多少解放されています(未だに毎日否定の言葉に溢れたLINEがくるし、2週間に1回くらいはアポなしで家に来るけど)。