【育休明け】「養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置」を実体験を交えて解説!【職場復帰】

みなし措置が適用された証明書が届いた

厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書・終了届」を提出したことも忘れるくらいの月日が経過したころ、会社から封書が届きました。届け出がきちんと受理されたようで、このような用紙が届きました。

ちゃんと受理されたようで安心しました^^ 8月から適用されるそうです。

標準報酬月額 とは

社会保険料の計算は、4,5,6月の金額を元にする、って聞いたことありませんか?

よくわからなかったので調べたところ、このような記載がありました。

  • 厚生年金や健康保険の保険料は、標準報酬月額で決まりますが、この標準報酬月額は毎年7月1日に、4・5・6月の3カ月間の報酬の平均額を元に決定されます。

つまり日本語訳(笑)すると、

  • 4月、5月、6月の平均給与額をもとに、君の社会保険料の金額を計算するね。(7月から3月が給与多くても少なくても知らん)

ということです。

4~6月に残業して給与があがると、社会保険料も多く計算されてひかれてしまう、ということです。(当然将来の年金が増えるという良い面もある)

そしてこの4~6月の給料を3で割ってでた数字が、「標準報酬月額」と呼ばれます

時短勤務で社会保険料はいくらかわる?給与明細で差額をみてみた

上の段落で、「4,5,6月の給与 ÷ 3 = 標準報酬月額」とお伝えしました。

私は4月の最終週に職場復帰したので、

  • 4月の給料・・・40000円以下
  • 5月の給料・・・275000円 (時短分のマイナスは翌月に計算されるT_T泣)
  • 6月の給料・・・235000円 (時短分のマイナスは(ry泣)

という感じでした。当月に時短分のマイナスを含めてくれればもっと標準報酬月額下がったのでは・・・?泣
まぁシステム的にそうなってるので仕方ないです(=_=)

元々の標準報酬月額は28万で計算されているらしかったのですが、上記の計算方法に則ると、

  • 4万 + 27.5万 + 23.5万 = 55万 ÷ 3 = 18.333…

で、

千歳

標準報酬月額は18万円!?めっちゃ支払う保険料下がるんじゃない!?!?

とめちゃくちゃテンションがあがりました。なぜなら、保険料額表を見ると、

月々の厚生年金保険料、25620円 → 16470円 に減りそうにみえるではないですか!!

うおっしゃぁまじか9000円も手残り増えたらもっと投資信託買えるやんけ!と小躍りしそうでした。いえ、当時は小躍りしていました。

しかし、先週の給料明細見たところ、

と記載がありました。

千歳

あれ・・・?標準報酬月額18万じゃないんですか・・・?

ものすごい、狐につままれた感です。笑

多分4月は勤務日数も少ないから、きっと何かちゃんとした計算方法があって(←Black Box感)、それにのっとったら18万でなく26万となったのでしょう。

まぁでも28万 → 26万 に減ったことで、保険料も下がっていることがわかります。

そう、ここで冒頭でお話ししていた「養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置」が効力を発揮します。

画像の通り、厚生年金保険料の私の支払額が 25620円 から 23790円へ、 1830円減っています。

でも、ここで

  • 実際に払ったのは23790円だけど、25620円払ったとみなして将来の年金額を計算してあげるね

という対応をしてもらえるわけです。ありがたいですね~。年間2万円近いですね。

こんなお得な制度、つかわないと勿体ないですよね><

このページを見て下さった条件の合う方が、うんたらみなし措置を申請されてお金が手元に残ったら嬉しい限りです^^!

まとめ

養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置や標準報酬月額の計算方法などについて実体験をもとにご説明しました。

医療費控除もこの3年くらい毎年やっていますが、それまでは「医療費控除って何!?会社に保険会社からくるはがき提出するだけじゃだめなの!?」という感じで、お金が返ってくる制度など全く知りませんでした。

あまり知られていない情報を自ら取りに行って、活用して、増えたお金を自分や家族の為に使えたらかなりハッピーですね!^^ 今後もお得な情報をだらだら書いていきたいと思います~

お読みいただきありがとうございました!

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