やっぱり優しい人が好かれる

婚活の話です><

街コン全盛期のころ(8年前くらい?)、友人とよく参加していました。当時はまだ25歳だったので、婚活の一環ではなく彼氏を探しにゆくのが目的でした。同行してくれた友人には彼氏(地主のイケメン金持ち息子)がいたので、まったく飢えておらず、人の幸せまで願える心優しい彼女は全力で私の彼氏探しに協力してくれていました。

彼女と参加した街コンは、10月くらいに、横浜の桜木町周辺で開催されたものでした。神奈川の辺鄙なところで生まれ、辺鄙なところで育ったため、「横浜」というだけで心が躍りました。(www) しかもあのゆずを生んだ街ということも相まって、ゆずは街コンに一切関係ないのに勝手にわくわくしていました。
受付に行きエントリーすると、手首に紙製の輪を巻かれます。これで街コン参加者、と認識されるわけです。うーむ、公開処刑感・・・。周辺をうろうろしている二人組たちも同じく街コン参加者なのでしょうが、明らかに街コン参加者ではないカップルに腕輪をみられ、「あれ、これって街コンなのかな・・・」とひそひそと喋られる度に恥ずかしくなりました。街コンに付き合ってもらった友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいいでした・・・私のそんな卑屈な考えとは裏腹に彼女は私に合いそうな男性を探すのを楽しんでた、と言ってくれましたが・・・女神か・・・。

町中にたくさんある街コンと連携?しているお店のどこでも入ってよいとのことだったので、私は友人とイタリアンに入りました。席をみると、男性が二人で座っているところがあったので、とりあえず、と思って「失礼します」と男性の顔も見ずに席にお邪魔しました。こういうときにテンパるのが私の悪い癖です。向かいに座っていた男性はちょっとごつめ&恰幅のよい感じの方で、細身の男性が好きだった私の好みとはかけ離れていました。ちょっと挨拶し飲み物を取りに行く、と友人と席と立ちました。友人は呆れ顔で「アレでよかったの???今日3組としか話せないんだよ?もっと吟味しなきゃ」と真っ当なことを言いました。ぐうの音も出ませんでした!笑 が、テンパると周りが見えなくなる私の癖も理解してくれている彼女は、とりあえず次に期待だ、と切り替え、ドリンクをもって席に戻りました。

正直話の内容は覚えていないのですが、とりあえず彼女が適当に話をしてくれて45分を乗り切り彼らとバイバイしました。思った通りにならなくても、さっさと気持ちを切り替えるポジティブさは見習いたいところです。
次のお店へ移動し、また空いている席を発見しました。普通な感じの男性2名でした。「ご一緒してもよろしいですか?」と聞くと、どうぞどうぞ、とのこと。友人と席につきます。彼女と目があうと、にっこり口角をあげました。彼女のお眼鏡にかなったみたいでした!笑 最初から互いに印象のよく、話も弾みました。飲み物がなくなったので、片方の男性と私で飲み物を取りに立ちました。すると、なにやらドリンクカウンターでもめている様子。
「なんだなんだ?」
狭い店内だったので、ちょっと背伸びして怒号の方を見てみると、顔が小さくてサラッサラの黒髪の女性が「どんだけ待たせんだよ!ふざけんな」と店員らしき男性に悪態をついていました。案の定、手首を見ると紙製の輪がついていました。周辺の参加者もキレている女性にドン引きしており、私も一緒にいた男性もドン引きでした。そのあと2~3言店員に文句をいうと席に戻ったのかその場から消えましたが、会場まるごと興醒め状態、水を打ったようでした笑 一緒にいた男性も「あぁいう人、僕無理だわ・・・」と苦笑いしていました。
今思い返せば、もしかしたら割り込み?とかがあってブチ切れていた彼女も我慢して我慢して我慢したのちの噴火だったのかも・・・とも考えられますが、街コンに参加して彼氏候補を探す以上、キレちゃだめですよね・・・。見た目もきれいでいい感じの方だったのに、怒った怖い顔のせいで仁王像に見えました
いつも見られてるかも、という意識をもって振舞えるといいですが、なかなか難しいですよね。笑顔を心がけてゆけたらいいですね^^

その後、話が盛り上がりメアドを交換した男性達からは何の音沙汰もなく無事終焉となりました。死