独自の英語教育法で、中学英語と社会人の基礎やりなおし英語をボランティアで教えています
りん
私は英語を教える際、「単語を覚えること」よりも先に、「品詞を理解すること」を強く勧めています。
なぜ品詞なのか、以下解説してゆきます。
・英語(国語)基礎の骨組みとなる品詞について説明します
・品詞を理解することのメリットを解説します
・英語が苦手な方
・何から勉強すればいいかわからない方
・形容詞や副詞や助詞などがよくわからない方
本業は、翻訳関連のIT企業OL。中学2年生の家庭教師で、英語のテストを30→80点へアップさせました。自身はTOEIC830点、社内で英語クラスのボランティアもしています。
目次
品詞とは
「動詞」「形容詞」「副詞」など、国語の時間に一度は耳にしたことがあるでしょう。
これらは、国語(日本語)だけでなく、英語の理解に大いに役立ちます。役立つというよりも、理解できていないと今後の英語学習で必ずつまづく部分と言えます。とても大事です。
「綺麗な人」「綺麗に咲く」など、特に何も違和感はありませんよで。でも、「綺麗」のあとにつづくかな文字が違うと、強烈な違和感を覚えます。
例:綺麗な咲く、綺麗に人
これに違和感を覚える方は、潜在的に品詞を理解できています。
もっと具体的に品詞を理解することで、以下のようなメリットを享受できます。
選択問題を間違えない
母国語の日本語は、品詞がわからなくても「なんとなく正しいもの」はわかりますが、普段英語をつかわないとそうはゆきません。
が、品詞を理解することで、多くの場合選択肢で選ぶべき答えが完全にわかるようになります。
TOEICのPart5では、かなりの確率で品詞を問う問題が出ますので、これがわかれば自然に点がとれるようになります。
単語が覚えやすくなる
英単語は、品詞の違いでさまざまに変化します。
例:「assist」「assistance」「assinted」
パッと見てどれがなんの意味かわからない方も、品詞を理解できると日本語の意味もすぐわかるようになります。
ちなみに正解は・・・
assist 支援する (動詞)
assistance 支援 (名詞)
assinted 支援された (形容詞)
単語のグループの区別がすぐできる
たとえば形容詞を選ぶ問題で、どれが形容詞かわからなければ、選択のしようがありません。まずは多くある単語から、対象でない副詞や動詞など、仲間外れグループをすぐに排除できるようになります。
四択の問題で正解がわからなくても、消去法で選択肢を狭め、正答へ近道できる、というわけです。
正しく品詞を理解しよう
品詞の違いを理解できれば、確実にテストの点数が伸ばせます。
また、完全に理解できれば、正しい英語での英会話もかないます。
なんとなくわからないまま進んでしまうまえに、一旦品詞に注目してみると、今後の英語学習が目に見えて楽になるはずです。
一緒に学んでゆきましょう!