【中耳炎予防】手動鼻吸い器は医療費控除対象?税務署に聞いてみました

確定申告の季節がやってきました!

私は毎年ふるさと納税やら外国税控除で確定申告をしています。今年は出産もあったため、医療費に関しても確定申告をする予定です。

確定申告の準備をしてゆく中で、「赤ちゃんの電動鼻水吸引器は医療費控除の対象になる」というのをネットで拝見し、

手動の鼻水吸引器は対象じゃないんか!?

と疑問が浮かんだので、調べてみました!!

医療費控除とは

そもそも、医療費控除とはなんでしょうか。

国税庁のHPに、以下の通り記載がありました。

  • 申告する方やその方と生計を一にする配偶者その他の親族のために、令和3年中に支払った医療費がある場合は、次のとおり計算した金額を医療費控除として、所得金額から差し引くことができます。

こういう系の説明ってホント小難しくかいてありますよね笑

超絶かみ砕いて言えば、「家族全員分の病院代を年間の給料からひいて、税金がかかる対象の数字を少なくするよ=(税金を減らすよ)」ということでしょう。

医療費を所得から控除するから「医療費控除」なんですね。(そのまま)

税金は逃れられない生活コストですから、合法的に節税しましょう!(脱税はダメ、ゼッタイ)

鼻吸い器とは

では、続いて「鼻吸い器」とはなんでしょうか。

小さいお子さんがいる方はきっと使ったことがあるでしょう。
別名:鼻水吸引器
赤ちゃんは自分で鼻をかめないので、大人が鼻水を吸引してあげる必要があります

鼻水がつまったまま放っておくと、中耳炎のリスクがあるそうです(耳鼻科医談)

また、鼻吸い器と言っても、電動のものもあれば手動のものもあり、スポイトタイプや保護者が口で吸引するタイプなどさまざまあります。

新米ママ・パパはみなさんどれを買うか結構迷っているようです。私もその一人でした^^

“手動”鼻水吸引器は医療費控除対象?

確定申告の資料を準備中、ネットで

「メルシーポット(電動鼻吸い器)は医療費控除の対象になりますよ☆」

という書き込みをみました。

千歳

へぇ~そうなんだ。まぁ、メルシーポット高いから、控除対象だと助かるよね。

調べたところ、メルシーポットは1万円以上するもののようでした。この分が控除されるならいいですよね。

・・・あれれ、手動の鼻吸い器は医療費控除対象じゃないの?

気になったのでググりまくりましたが、どのページでも電動の~~という記載ばかり

どうにも気になったので、神奈川税務署に電話して聞いてみました。

千歳

ネットで「”電動”の鼻吸い器は医療費控除対象」とみましたが、手動は対象外なのですか?

電動か手動か、ではなく、医療行為に使用するものかどうか、が判断基準となります。

税務署担当者さん

なるほどねー-!!!!合点合点合点!

私は息子の耳鼻科の先生に、

「鼻づまりを放置すると中耳炎になりますよ。鼻吸い器でこまめに吸引してください」

と指導を受けたので鼻吸い器を購入しました。それは医療行為に使用するものなので、医療費控除に含まれる、とのことでした。(税務署担当者談)

手動か電動か、ではなく医療行為に使用するものかどうかが判断基準です!

 

逆を言えば、例えばおばあちゃんが孫にプレゼントするために鼻吸い器を買ったとしたらそれはプレゼント目的だからおばあちゃんの医療費控除には含まれない、という事ですよね。

医療行為に使用するものは、生計を一にする方が購入するのが安心かと思いますが、詳しくはお住いの税務署にご確認下さい~。

私が使用している手動鼻吸い器「知母時」

我が家では、電動ではなく手動タイプの鼻吸い器「知母時」を使っています。

台湾の製品だそうです。
読み方は「ちぼじ」、これは日本語読みですね。ピンインは「zhi mu shi」です。

写真左のロケットみたいな部分を鼻にあてて、右のハンドルを引くと吸引する仕組みです。

メルシーポットも考えたのですが、メルシーポットは電動音がするので子供が怖がる、またパーツが多くてメンテナンスが面倒という口コミを見て、ちょっと躊躇してしまい・・・。

丁度その時、インスタで知母時が流行ってる、という投稿を見、楽天市場で知母時の口コミをみたところ割と評判がよかったのと、値段も4000円以下と手頃だったので購入しました。

これが鼻にあてる部分なのですが、細くないので鼻の奥に入りすぎてしまうことがなく安全です。

また、とれた鼻水などはパイプを通るわけではなく、このパーツのカップの部分に収まります

掃除するのはこの先端のパーツだけでOKで、吸引する部分やパイプの掃除は不要なのでめちゃくちゃ手軽です。

私は使用後は外して水洗いし、細い管の部分はティッシュでこよりを作って通して掃除しています。透明なので汚れが残ってないのも確認できるところもいいですね!

また、透明なので鼻水の状況も確認できるので息子の健康状態もチェックできます。

声を大にして言いたいです。

まじで知母時にしておいてよかった。笑

値段も手ごろですしね^^ もし鼻吸い器をお探しでしたら、知母時という選択肢もありだと個人的に思います!

まとめ

手動の鼻吸い器でも電動の鼻吸い器でも、医療行為に使用するものならば医療費控除の対象になる、ということを解説しました。

せっかく確定申告するんですから、一円でも多く払うべき税金が減れば嬉しいですよね!是非しっかり準備して、3月(今年も4月に延長?)の〆切に間に合うように頑張りましょう!

鼻吸い器、知母時おすすめです~