【きのう何食べた?】シロさんレシピで黒豆煮たら超美味い!【おせち】

今年も残すところ僅かとなりましたね~^^ 光陰矢の如しです。

いつ病床に付すかわからないので、悔いのないよう来年もバンバン旅行に行く所存です(燃える闘魂)

さて、先日TVで放映されていた『劇場版「きのう何食べた?」』の中で、シロさん(西島秀俊さん)がおせちの黒豆を煮ていました。一部真似して作ってみたら、かなり美味しかったです!!

是非皆様もお正月に向けて黒豆煮る際はシロさんレシピでどうぞ!おすすめです^^

「きのう何食べた?」とは

人気過ぎて、説明不要でしょうが念のため^^;

「きのう何食べた?2」は、現在テレビ東京で金曜の深夜24:22(土曜の早朝0:22?)から放送されている、原作よしながふみさん、出演西島秀俊さん&内野聖陽さんの大人気ドラマです。

Season1の時は存じ上げず、産科に入院中のNetflixで初めて拝見しました。こんな面白いドラマに出会わせてくれた新横浜母と子の病院には大大大感謝です。笑

現在Season2を放映していますが、その直前には『劇場版「きのう何食べた?」』もTVで放映されていましたね~。

何食べを見ると料理真似したくなるんですよね!小日向さんの高級食材の料理は無理ですが^^;

ということで、映画でシロさんがおせち用に黒豆を煮ていたので、真似して作ってみました!(一部時短の為改変)

シロさんの黒豆レシピ

材料・手順はざっくり以下の通りでした。

  • 材料
    ・黒豆 150g
    ・水 1L
    ・砂糖 120g
    ・醤油 大さじ1と1/2
    ・塩 小さじ1
    ・鉄玉子(←割と大事)
  • 手順
    1.黒豆を水洗いし、水気を切っておく
    2.鍋に水を1L入れ沸騰させる
    3.火を止めて、砂糖・醤油・塩を入れる
    4.そこへ黒豆と鉄玉子を投入
    5.鍋に蓋をして一晩置く
    6.黒豆が戻ったら、鍋をそのまま強火にかける
    7.煮立ったらアクをとる
    8.アクがとれたら、水を差して再度煮立てる
    9.手順7&8を2回行う
    10.落し蓋をして蓋をして8時間煮る

「めんどくせーーーーwwww」って思いましたよね!?

いや、思いますよね。なかなか8時間もキッチン立っていられないですよね^^; 

でもシロさん曰く、

昔ながらのやり方に比べたら時短のやり方だって土井善晴先生が言ってた

シロさん

とのこと。む、昔の人はどうしてたんでしょうね・・・まきを割るところから始めたんでしょうか・・・。

私は味よりも時間(他洗濯や掃除に充てる笑)をとったので、手順10は圧力鍋に頼りました。(=_=) 

圧力鍋なら8時間→15分ですからね!本当にドラえもんの秘密道具レベルです!!!!!

以下でパール金属の圧力鍋をご紹介しておりますので、よろしければご参照ください^^ ブランドのものより安価なのに、デザインもシンプルで使いやすいです。いい買い物をしました。

写真で解説 シロさんレシピを模倣して黒豆煮てみた

いざ、作ってみました!果たして我が家の設備でそこそこ美味しくできるのでしょうか!?

沸騰した鍋に砂糖・醤油・塩を投入

これは我が家のティファールの小鍋(5年前に購入・今でも現役)なんですが、

取っ手がとれるうえにシール蓋(ピッタリ蓋して保存できる)まであってめちゃくちゃ便利です。タッパー感覚で使ってます。(長期保存は不可、24時間くらいまでだった気がします)

お湯が沸騰したら、火を止めて砂糖・醤油・塩を入れます。

洗った黒豆と鉄玉子を投入

我が家には鉄鍋もありますが、鉄鍋は取っ手が取れないので保管に不向きかと思い、今回は引っ込んでてもらいました。代わりに鉄玉子に活躍してもらいます。

こちらの鉄玉子、「たまご」といいつつも画像の通り「薄っぺらい玉子」の形状なので、ゴロンゴロン転がらないのでおすすめです!!

鉄玉子と黒豆をお湯に投入します。

冷めるまで放置、完全にさめたら明日の朝まで吸水

熱いまま冷蔵庫いれたら冷蔵庫がきっと壊れるので、熱が放出されるまで3時間くらい常温で放置しました。

ある程度常温になったので、お鍋にシール蓋をして野菜室に入れて寝ました。常温でもよいのかもしれませんが、幼児にも与える為かなり雑菌に神経質になっています^^;笑

吸水した黒豆を煮立て、アクをとる

さて翌朝、シール蓋を外して取っ手を付けたらそのまま火にかけます。便利~^^

アクがあがってきました!!やっつけろ!!!燃える闘魂!!!

アクをとると水位下がるので水を加え、再度煮立ったらアクをとります。これをもう一回やるといい加減アクもでてこなくなります。

完全にゼロにするのは無理なので、写真くらいの程度のアクならもういいんじゃないでしょうか。笑

ちなみに、黒豆が空気に触れると皮にしわが寄る原因になるそうなので、完成までは過保護に過保護に、ずっと水中で”過保湿”(←ってカネボウのBAさんが言ってた)してツルツルの黒豆を目指しましょう。

圧力鍋に移し、15分程煮る

時短の為に秘儀(圧力鍋)を使用します。煮汁のまま圧力鍋に移します。

蓋をして、ピンが上がるまで強火で加熱、ピンが上がったら弱火にして15分程度煮ます。

時間短いと火の通りが悪いし、時間長いと皮が剥けたりするから難しいですよね^^; まぁ家庭用なんで見た目がアレでも食えればいいと思ってます。

火を止め、ピンが落ちたら完了

15分たったら火を止め、今度はピンが落ちるのを待ちます(10分くらい??)。

ピンが落ちました。

皮割れてますね^^; まぁ素人の初回なんてこんなもんです。プロとか企業って本当すごいですよね、味だけでなく見た目まで綺麗で・・・!

味見してみると、良い感じの柔らかさにねっとり感、しっかり甘い中にお醤油の香ばしさもあります!美味しいです^^

きなことかあずきも、塩を少し入れると甘さが引き立つんですよね~なんでだろう、不思議。

 

というか、写真の黒豆、黒くないですよね。(死)

原因はわかっています、圧力鍋で煮る前に鉄玉子を鍋から出したからです。(=_=)

いや、なんか石に圧力かけて割れたりとかなんかこわいじゃないですか!?

そのせいで黒くならなかったので、再度鉄玉子を投入し、火にかけます。黒くなってくれよ~~><

※シロさんレシピは「8時間煮る」で終わっているので、煮詰めたりなどしないのでご注意ください><

煮ること15分。黒さが増した気が!?

もういい加減疲れてきたので笑、このあたりで完成としました。

レシピ通りに料理しないのが、素人と言われる所以でしょうね。笑

完成! いざ実食

おおお!?ガースー黒光りホテルじゃないですか!!!!!いい感じです!!!鉄玉子様様!

鉄分と一緒に煮ると、黒豆のアントシアニンが金属イオンと反応して黒くなるようです。後から入れても手遅れじゃないんですね~。へ~、実体験から学びを得ました。

舌でつぶせる柔らかさで、ねっとりしつつも口どけいいですね。ほんのり鼻に抜けるお醤油の香ばしさが大豆の風味に相まってとっても美味しいです。

今まで、黒豆煮る時は「水に一晩つけて圧力鍋で煮る」という味付けもアクとりもしない鉄玉子も使わない雑な水煮をしていました。色も黒くなく(茶色く)味も無いので旦那さんも息子も食べず私一人で食べてました。笑

が、今回は旦那さんも美味しいね~とぱくぱく食べ、息子も無言のままバクバクがっついて食べてました。そりゃ美味かろう、シロさんレシピ(準)だからね。

大満足の出来でした~ありがとう、シロさん^^

(追記)
「やっぱりちゃんとレシピ通り8時間煮てみるか!!」と、手順9まで行った後にまず4時間煮てみました。

で、心の緩みから「8時間も煮なくてもいいんじゃ・・・?」と4時間時点で味見したらまだ生っぽく歯触りがシャクッとしたのでこの時点で戦意喪失して圧力鍋に切り替えました!!!笑

が、「最初から圧力鍋で煮た場合」と比べて皮むけ・割れが劇的に少なかったです。

あれですか、乾燥した唇でいきなり笑うと唇が割れて血が出ますが、ワセリン塗った後に笑うと割れないのと同じ原理ですか。違うか。

前回と比べて皮によるシワも少ない気がしますね~。舌触りもねっとりほっこり美味しいです^^ やっぱりレシピ通り(準)に作るって大事ですね。

次回時間があれば圧力鍋を使わずに8時間煮てみます・・・いつになるだろうか・・・。

まとめ

トータル12時間近くかかりましたが(そのうち11時間は何もしてないですが笑)、自家製としては大満足の美味しい黒豆を煮ることが出来ました!!!

そりゃぁプロや大企業にはかなわないでしょうけど、自分で煮ると甘さも調整できますし、大量につくってもそれなりに安いので、心置きなく食べられますよね^^

もし黒豆が余ったら(余らないけど)、アイスとあわせたり、さつまいもと一緒にパイにしたり、煮た後も可能性は無限大です。わくわく!

2024年のお正月を、シロさんレシピの黒豆でお迎えしてみてはいかがでしょうか^^